大人は先入観のかたまり。
だから時には知らない事が武器になる。
知っていると当たり前としか思えなくなり
思考停止状態になる。

 

例えば、何故信号が
(青) (黄) (赤)

の順番に並んでいるか考えた事はありますか?
恐らくないと思います。

信号というものはそういうものだ。
としか考えないし、風景の一部分にしか感じないはず。

 

何故そういう並びなのか?
ちょっと考えてみてください。




 

絶対に下の方が見えちゃうから
答えも見えてるはず(笑)

と言うことで答えは、

 

1番左側は木の枝や葉っぱが
伸びすぎて隠れてしまう可能性がある。

信号の中で1番重要なのは(赤)なので
1番左端に配置すると隠れてしまう可能性がある。
そうなると危険なので右側に配置されていると言うわけ。

 

(赤) (黄) (青)

この並びにしちゃうと…

(木)(木)(木) (黄) (青)
で赤信号が隠れちゃうと危ない。
うっかり赤信号で突っ込んで大事故にもなりかねない。

 

なるほどって感じですよね。
絶対に普段考えないけど、
色々な思考の果てあらゆる物事は
成立しているんだなと感じますね。

 

こういう風に物事をいったん真っさらに見る、
考えることを赤ちゃんマインド
って言ってるわけなんですね。

 

 

でも赤ちゃんマインドって言うと
赤ちゃんは言葉喋れねぇーじゃん!ってツッコミも
かすかに聞こえてくるかもしれないので
分かりやすく言うと子供マインドかな。

 

子供だったら
「なんで信号はあの並びなの?」
とか
「なんで空は青いの?」

みたいな質問するけど、
大人なら絶対にしない。

 

 

でもこういった考え方って
年を重ねるほどに大事になってくると思います。

大人になるというのは知識や経験を
重ねていくので偏見も多くなる。

 

アインシュタインの
「常識とは18歳までに身に付けた
偏見のコレクションのことを言う」
という言葉にもあるように…

 

 

だから知りつつも知らないと感じる。
「無知」と「既知」
このバランスが非常に大事ですね。

 

 

もっと分かりやすく言うと
「進化」と「原点回帰」のせめぎ合い、
とでも言いましょうか。

日々色々な事を学びながらも赤ちゃんのように
真っ白な心で物事を見る視点を忘れてはいけない。

と、自分に戒めたいと思います。

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