こんにちは、キタムーです。
僕はドラクエ世代なので超絶ドラクエが好きです。
寝食忘れてやっていたぐらい。
9、10はやってませんが1〜8までは全てプレイしました。
そんなドラクエに共通するオープニング曲についての話です。
このオープニング曲の作曲にかかった
時間はわずか5分だったそうです。
天才かよって感じですがそれについて
作曲者のすぎやまこういちさんが
実際は5分じゃなくて55年+ 5分だった。
と仰っています。
これはどういう事なのか?
それについて今から説明しますね。
周りから見ればたった5分で作ってすごい!
という認識なるかもしれませんがそうではないと。
すぎやまこういちさん本人いわく、
「自分の生きてきた人生の55年があったから生まれた」
ということ。
つまり作曲にかかった時間は55年+5分ということ。
この言葉って非常に深いなと思いました。
すぎやまこういちさんの人生は音楽に
どっぷり浸かった人生だったと思います。
それでも55年という人生を考えれば当然、
音楽だけをしてきたわけじゃないし、
他にも色々と経験をしてきたと思う。
楽しかった事もあるし、辛かった事や
つまらなかった事など。
そういう物は後々になって活きてくる。
だから表面的なものだけを見て、
「これは役にたった」
「これは無駄だった」
と決めつけるのは意味のないことです。
ということは、最終的には自分の人生に
無駄な経験などないということ。
これは僕たちの日々の生活や人生においても当然言えること。
今、自分の人生において確固たるものを見つけてたり
気づいてたりする人もいるだろうし、
ない人もいるかもしれません。
今過ごしているこの時間や経験には意味がないように
思うこともあるかもしれません。
「なんでオレこんなことやってるんだろう…」
「いつも金ないな…」
とか、
何の意味があるんだろうとか、
無駄に時間を人生過ごしてるのとか。
でも不思議なんですかいつかその経験が
すべてクロスして融合する瞬間がやってくる。
何か面白いアイディアとかを一瞬でひらめいたら、
それは仮に30年生きてきたとしたら、
「30年+一瞬」という考え方ができると思う。
この考え方が分かれば、人生に無駄なものはないし、
全ての経験が必要だったとわかる。
僕はよく「人生は感情のオーケストラ」
と言ったりします。
それは今までの人生での経験を通して得た
様々な感情がハーモニーとなり、
オーケストラのように複雑に絡み合う。
しかし、それは全体として見れば
1つの美しい楽曲=シンフォニーになっている。
こんなイメージです。
こう考えれば、日常のどんな事も発見になるし
年齢を重ねれば重ねるほどに彩りを増していくと思います。
僕は音楽をやっていたのでこんな例えになりましたが
結構、的を得ている気がします。
人生の組曲はまだまだ終わらないと。
今まで以上に全身で美しいハーモニーを
奏でられる男になりますよ、僕は。